検査について
当院で可能な検査について
血液検査、胸部・腹部レントゲン検査、上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査、骨塩定量検査、24時間心電図などです。
睡眠時無呼吸症候群を調べるための「簡易ポリソムノグラフィー」は外部へ依頼するので、予約が必要です。
当日すぐ結果がわかる検査が限られていますが、治療や経過観察の中で疾患を想定して対応致します。
CTやMRIの検査が必要な場合は近隣の検査機関にご紹介します。当院で予約しますので、比較的待ち時間は少なく済みます。
血液検査
一般的な採血が可能です。採血は原則外部へ依頼するので、結果が出るのに通常一日(早くて半日)はかかります。16時以降は対応が異なりますのでできる限り午前中の受診を推奨しています。出来る限り絶食で受診していただくとデータの確実性が高まります。
脂肪肝や肝炎を同定する肝機能障害の検査や糖尿病のインスリンの分泌量の検査、甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症のホルモン検査、心不全のスクリーニング検査などが可能です。
高血圧症を引き起こすホルモン異常を検査する場合は、30分ほどの安静時間が必要になります。時間に余裕を持って受診していただくと助かります。
尚、診断後必ず当院で治療するわけではなく、適切な専門医をご紹介することがあります。
レントゲン検査
主に胸部と腹部の検査に使用しています。
胸部レントゲンは、
肺 (肺がん、結核、肺炎など)
心臓 (心拡大、心不全、胸水など)
の検査に使用します。
腹部レントゲンは腸(便秘や腸閉塞など)の検査に使用します。
検査時間は10-15分程度です。
腹部超音波(エコー)検査
主に実質臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など)の検査に使用します。
腸管の観察は目的が限られます(虫垂炎や腸閉塞など)。
疼痛はありません。一部の臓器がガスで確認できないことがあります。
検査時間は10~15分程度です。
内視鏡検査
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) 担当 院長・元院長
経鼻カメラ(鼻から)、経口カメラ(口から)の2種類を用意しています。観察処置は若干経口カメラのほうがやりやすいですが、大きな差はなくなりつつあります。経鼻カメラは咽頭反射(おえっとする)が比較的少ないです。(と、言っても1回は少なからずなります。苦痛を緩和する注射も使用できますが、同日の運転が出来ず、リスクもご理解ください。逆流性食道炎、慢性胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの病気を疑う場合行います。
予約は不要で、前日夕食を食べたあとは絶食(お水、ポカリスエットは可)で受診してください。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) 担当 院長・元院長
前日からお腹を空にするための下剤処置を行い施行します。
原則、自宅で下剤を内服し、月・金の午後から検査を行います。
検査時間は15-30分ほどです。苦痛が強い場合は鎮痛剤や鎮静剤を使用します。
予約が必要です。下剤の処置のため事前の受診が必要です。